安易な値引きが資金繰りを圧迫するリスクとは?
2005年02月22日 15:39
今回は商品、サービスの価格戦略について考えてみます。
実際に値引く場合には考えなければならないことがあります。
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こんにちは。
日本中央税理士法人の見田村です。
今回は商品、サービスの値段について考えてみます。
どんな商品、サービスにも値段があります。
ただ、ほとんどの会社は勘や相場感で決めているでしょう。
安易に値引きもしています。
しかし、それでは駄目なのです。
■着眼■ その値段の意味を知っていますか?
(クイズです)
原価70円の品物を定価100円で100個売りました。
利益は1個あたり30円です。
もっとたくさん売りたいので、10%値引きしました。
何個売れば、値引き前の利益に追いつくでしょうか?
(答え)
150個です。
■提案■ 値引きと利益の関係を理解しましょう。
「値引率=売った個数の増加率」では、同じ額の利益が出ません。
値引いた場合、売らなければならない個数はイメージよりも多いのです。
しかも、圧倒的に。
値引くなら、しっかり利益の計算をしてからにしましょう。
■理由■ 原価があることを忘れていませんか?
上のクイズで考えます。
定価の場合は、利益が@30円×100個=3,000円です。
10%値引くと、利益は@20円なので、3,000円÷@20円=150個となります。
計算してみると、当り前ですよね。
ただ、これが実際の経営になると、できない場合が多いんです・・・。
あるセミナーで講師の先生がこんなことを言っていました。
「値引きが1番、好きなのは誰ですか」
「営業マンです」
みなさんも、お客さんから値引き交渉される前に、自ら値引きしたことはありませんか?
■まとめ■
もちろん、値引きをすることも、ひとつの方法です。
ただ、きちんと値引きと利益の試算をしてからでないと駄目です。
もっと言えば、付加価値を付けて、むしろ値上げして売ることが重要です。
逆に、上のクイズで10%値上げした場合、どうなるでしょう。
同じ利益を確保するために売る個数は3,000円÷@40円=75個です。
10%の値上げと25%の労力ダウン。
でも、利益は同じ。
みなさんは、どうお考えになりますか。
■編集後記
昨日、ベネッセから「こどもちゃれんじ」が届きました。
今朝、子供の枕もとに置いておきました。
朝、起きた息子は「わー、しまじろうだぁ」と喜んだそうです。
妻から写メールがきました。
セミナーのチラシ作りで苦しんでいる私の心が一瞬、なごみました。
すいません、親バカです。
ちなみに「しまじろう」はトラをモチーフにした子供のアイドルです。
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投稿者: 節税のことなら節税専門の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人