合併 繰越欠損金の引継ぎ
2006年08月04日 11:08
合併と繰越欠損金の引継ぎは大きなポイントです。そこで、会社法ができたことによるポイントを解説します。
朝4時起きの税理士 見田村です。
いつもありがとうございます。
今日は会社の合併に関する情報です。
これは事業承継にも関係する話なので、是非、お読み下さい。
旧商法では、債務超過の会社を吸収合併することは【例外を除き】、できませんでした。
そのため、債務超過の関連会社を合併させたい場合、営業権を計上したりする方法が使われていました。
なぜなら、営業権により資産が膨らみ、債務超過が解消されるからです。
ただ、債務超過の会社の営業権の価値は微妙な場合もありますが・・・。
ちなみに、上で記載した【例外】とは、100%子会社を吸収合併する場合で、親会社が新株を発行しない場合です。
しかし、新会社法が施行されて、この部分が変わりました。
債務超過の会社でも合併することができるのです。
その結果、こんなことができるようになりました。
それは、【株価を下げることができる】という点です。
非上場の株式であっても、相続が発生すると財産として課税されます。
そのため、優良企業で非上場の会社の株価が高い場合、大変なのです。
非上場株は基本的には、換金価値がありませんから・・・。
しかし、換金価値が無いのに、相続税がかかってしまうのです・・・。
ただ、、合併が新会社法で変わりました。
そのため、関連会社で債務超過の会社があるなら、合併させてみてはいかがでしょうか。
当然、元々の優良会社の株式の評価は下がります。
そして、下げた後に、ご子息に贈与、売却を行なうことも考えられます。
もし、あなたが会社の株価を下げる対策をお考えなら、この方法を検討されてはいかがでしょうか。
どうぞ、ご検討下さい。
また、あなたのご友人の会社がこの情報を使えるようであれば、このメールを転送して頂いても結構です。
是非、教えてあげて下さいね。
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投稿者: 節税のことなら東京都港区の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人