税務調査の心得とは?
2006年10月18日 18:19
税務調査の心得を解説します。
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朝4時起きの税理士 見田村です。
いつもありがとうございます。
今日は「税務調査に関する4択クイズ」をお話しします。
あなたの会社に税務調査が入ったとします。
そして、下記の4つの項目の指摘を受けました。
さて、税務調査官はどれを重要視するでしょうか。
1.役員に支払ったお金が役員賞与と指摘された
2.会議費が交際費と指摘された
3.減価償却費が税務上の限度額を超えていると指摘された
4.今期に計上すべき売上が翌期に計上されていると指摘された
答えは原則として、上から順番に重要視します。
理由はこうです。
1.法人税と源泉税の両方を余分に取られてしまう。
場合によっては、消費税も取られてしまう。
そして、この税金は取り戻すことができない。
2.今期の法人税を余分に取られてしまう。
そして、この税金は取り戻すことができない。
3.今期の法人税を余分に取られてしまう。
ただし、翌期以降の減価償却費の調整により、税金を取り戻せる。
4.今期の法人税を余分に取られてしまう。
ただし、翌期の売上の調整により、税金を取り戻せる。
要は、3と4は「どの期に計上するか」という問題だけで、総額としては同じなのです。
だから、あなたの会社が税務調査で指摘を受けたら、こう考えて下さい。
「3、4は否認されても、1、2は否認されないように交渉する」と。
ただ、多くの会社がこういう税務調査の心得、具体的なテクニックを知らないのです。
これを野球に例えてみましょう。
○ピッチャー(調査官)→ストレート、カーブ、フォークを投げる
○バッター(会社)→ストレートという球種しか知らない
さあ、どっちが有利でしょう。
結果は明らかですよね。
ただ、多くの会社がこの状態の税務調査を受けています。
税理士にお任せということも多いでしょう。
ただ、それでは駄目なのです。
会社は会社の責任として、調査官のことを知るべきです。
税務調査官は【意図的】かつ【具体的な】テクニックでアプローチします。
あなたは先方の戦術を知っていますか?
そして、【意図的な】対策ができていますか?
税務調査において、最も重要なポイント。
それは、税務調査官の考え方、行動パターン、テクニックを知ることなのです。
向こうは税務調査のプロです。
プロが意図的なテクニックを使って攻めてくるのです。
「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」です。
「己の会計処理」だけでなく、「敵の戦術」も知りましょう。
これが税務調査の心得なのです。
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投稿者: 節税のことなら東京都港区の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人