税務調査で外注費を否認され、役員報酬にされてしまった
2007年08月10日 10:51
税務調査にて、関連会社に払っていた外注費を否認され、役員報酬とされてしまいました。
なぜ、外注費ではなく、役員報酬とされてしまったかを、取引の中身を見ながら解説していきます。
--------------------------------------------------------------------
<ご友人、知人にもこのメルマガをご紹介頂ければ、幸いです。>
http://www.success-idea.com/magazine/
<顧問契約、相続税のご相談、単発のご相談のお問合せは>
本社:03−3539−3047(平日9:00〜19:00)
横浜支店:045−440−6087(平日9:00〜18:00)
http://www.77setsuzei.com/form/consul/index.html (24時間受付)
--------------------------------------------------------------------
お世話になっております。
朝4時起きの税理士 見田村です。
今日もお読み頂き、ありがとうございます。
感謝です!!
今日の1分セミナーは
「役員報酬がこんな風に否認されると・・・」です。
A社に税務調査が入りました。
そして、A社がB社に支払っていた外注費を否認されました。
その内容は
○ A社はB社に毎月50万円を支払っていた
○ A社がB社に業務を依頼している事実が無かった
○ B社は赤字のため、50万円を収益に上げても無税だった
○ その50万円はA社の社長個人にキックバックされていた
ということでした。
その結果、50万円はインチキした役員報酬とされました。
そして、50万円×12ヶ月=600万円が否認されました。
その結果、
○法人税が取られました
○役員報酬に伴う源泉所得税も取られました
○消費税も取られました
○延滞税も取られました
○重加算税も取られました
厳しいですね・・・。
これは、法人税法34条に
「インチキして支給した役員報酬は全額が否認」と書いてあるからです。
当然、
「元々の支給額+否認額」が「株主総会で決めた役員報酬の総額」の範囲内
であっても駄目なのです。
怖いですよね。
当然、皆さんの会社は大丈夫だと思います。
ただ、ご友人の会社で該当する会社があれば、教えてあげて下さいね。
ばれたら、すごーーーーーーーく痛い部分ですから!
---------------------------------------------------
(株)日本中央会計事務所・日本中央税理士法人
代表取締役・代表社員・税理士見田村元宣
(本社)
東京都港区西新橋2丁目6−2 ザイマックス西新橋ビル3F
電話:03−3539−3047
(横浜支店)
神奈川県横浜市西区高島2−19−12横浜スカイビル20階
電話:045−440−6087
○顧問契約、単発のご相談のお問合せは
http://www.77setsuzei.com/form/consul/index.html
○節税、税務調査のノウハウ(動画あり)
http://www.success-idea.com/zeimu/
---------------------------------------------------
●ご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。
→ http://www.success-idea.com/magazine/
●恵まれない方のために
みなさんが1クリックすると
協賛企業が慈善団体に寄付してくれます(1クリック=1円)。
今、自分がここにいられることに感謝し、1日1回クリックしませんか。
私も毎日、ワンクリックしています。 http://www.dff.jp/
●本メールマガジンは専門的な内容を分かりやすくするため、
敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。
お伝えした方法を実行する際は当社までご相談ください。
また、この内容は掲載日現在の法令や通達などに基づいておりますので、
ご注意ください。
投稿者: 節税のことなら節税専門の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人