税務調査官が飲食店の税務調査の事前調査で何を調べているのか
2007年11月08日 10:33
税務調査官は飲食店に税務調査に入る前に実際に飲食店で飲食をしながら様々なことをチェックしています。
本日のメルマガでは、フィリピンパブで行われた事前調査を詳しく解説しながら、税務調査での注意点を説明します。
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税理士の見田村です。
今日もありがとうございます。
先日、税務調査官だった方とお話ししました。
今日はその方が飲食店(フィリピンパブ)を調査した時の実話をお話しします。
まず、事前調査のため、実際に店で飲食をしました。
その際に、調査官が店内で行なったことは・・・
○自分達、周りの客の注文内容
○店内の客の状況(現在の客数、入出店の時間と人数)
○トイレに行った際、レジ周りの状況の確認
→ 予約帳などの有無の確認(予約分も売上計上されているか?)
→ 使えるクレジットカードの種類(全部が売上計上されているか?)
○代金の決済状況
→ レジを打っているか、セカンドバックから釣り銭を出しているか?
○店に入る前、出た後の店外での調査
→ 客の入出店の状況確認、オーナーの乗っている車の確認
○非常口の有無の確認
→ 無予告調査の場合、逃げられないようにするため
これらの情報をトイレでメモしたそうです。
まあ、大っぴらにメモしていたら、怪しいですからね(笑)。
そして、その後、実際に調査に入ったそうです。
すると、注文した内容の一部が売上に計上されていませんでした。
つまり、売上除外です。
当然、重加算税の対象です。
この場合、重加算税は「追加の税金×35%」です。
もったいないですよね。
しかし、こういう事例は世の中から無くならないのです。
税金は「収入−経費」で計算されます。
だから、税金を安くするためには、
○収入を減らすか
○経費を増やすか
しかないのです。
もちろん、その他にも税務調査のポイントは
○消費税
→ 控除できない項目につき、控除をしていないか?
○源泉所得税
→ 源泉所得税を徴収すべき項目につき、徴収もれが無いか?
○不正
裏金などの不正は無いか?
なども税務調査のポイントになります。
秋は税務調査の多い季節です。
充分に注意をして下さいね。
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