事業承継に関する自己株式の買取りと生命保険
2007年11月20日 10:20
急に社長に万が一のことがあった場合のために考えるリスクは必要保障額だけではなく、事業承継のリスクも考えなくてはなりません。
そこで今回のメルマガでは、事業承継のリスクへの備え方を生命保険の使い方も含めて解説致します。
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税理士の見田村です。
いつもありがとうございます。
今日は「事業承継と会社のリスク」をお伝えします。
社長に万が一のことがあった場合のリスク(必要保障額)とは?
こんなことが生命保険の小冊子などに書かれています。
そして、その中には
○ 売上の減少
○ 借入金の返済
○ 遺族の生活 など
が必要保障額だと記載されています。
当然、これらは会社が保全しなければならないリスクです。
しかし、事業承継を考える場合、もう1つリスクがあります。
それは、事業承継のリスクです。
例えば、社長の急死に伴い、会社が相続人から株式を買い取るなら
資金をどのように用意しますか?
もし、お金が無いとどうなりますか?
当然、会社が株式を相続人から買うことはできません。
だから、【そういう会社は】上記3つの保障額に加え、
その買取額も保障額として考えなければならないのです。
皆さんの会社では事業承継をどのように考えていますか?
事業承継は会社にとって、大きな問題です。
○ 社長に万が一のことがあった場合のリスク(保障額)はいくらか?
○ 株式をどのようにして、次世代に承継させていくのか?
○ 生命保険を使うなら、どういうタイプがいいのか?
【早めに】きちんとプランを立てましょう。
そして、生命保険に加入する必要があるなら、加入しましょう。
当然、生命保険は社長の健康状態により、加入できない場合もあります。
「あー、あの時、入っていれば・・・」と後悔しないようにしましょう。
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