会社が借りている本当の利息とは?
2008年07月01日 10:22
金融機関からの借入をしている会社は多いと思います。
今日のポイントは、金融機関からの借入の際に「契約書に記載された金利」と「実質的な支払利息の利率」の違いについて解説します。
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朝4時起きの税理士の見田村です。
いつもありがとうございます。
まずは、読んで頂きたい記事です。
他人に対して苛立ちを感じた時は、自分について知るいい機会である
http://ameblo.jp/mitamura1023/entry-10109446631.html
「松下幸之助の見方・考え方」
http://ameblo.jp/mitamura1023/entry-10111351498.html
さあ、今日の1分セミナーは
「会社が借りている本当の利息とは」をお伝えします。
皆さんの会社では金融機関からの借入金がありますか?
会社に充分な預金があっても、
金融機関の営業により借入れを検討する場合もあります。
このような場合、
「借りるべきか、借りないべきか」というご相談もあります。
では、どう考えるべきでしょうか?
「借りるべきか、借りないべきか」という判断はケースバイケースです。
だから、明確な結論はありません。
しかし、皆さんはこれからお話しすることを覚えておいて下さい。
これは、借入れの判断をすべき時に非常に重要な考え方です。
具体例で考えましょう。
○ 会社にある定期預金 5千万円(利率0.5%)
→ 1年間の受取利息は、5千万円×0.5%=25万円
○ 金融機関から借りた借入金 1億円(利率5%)
→ 1年間の支払利息は、1億円×5%=500万円
これを相殺し、【実質的な利息】を計算すると・・・。
(500万円−25万円)÷(1億円−5千万円)×100=【9.5%】
つまり、【実質的な支払利息の利率】は【9.5%】だったのです。
もちろん、契約書に記載された金利は【5%】です。
いかがですか?
皆さん、ご自身の会社の貸借対照表を見て下さい。
預金と借入金は両建てになっていますか?
なっていてもOKですが、そのバランスは大丈夫ですか?
金融機関は優良会社には貸したいのです。
そして、中には不必要な資金を借りている会社も【沢山】あるのです。
現在、日本の会社の7割は赤字です。
だから、金融機関は貸出先を探しています。
皆さんは必要以上の資金は借りず、自己資金で回して下さいね。
ちなみに、今回は私が書いた「かわいい決算書」(明日香出版社)
のQ36をベースに書きました。
この本は絶版のため、プレミアが付き、
定価「1,575円」 → プレミア価格「約5,000円」
となっています。
書店ではほとんど手に入らないので、必要な方は下記からお求め下さい。
1冊だけ、3,500円で売られています。
早い者勝ちですよ(笑)。
http://ameblo.jp/mitamura1023/entry-10111653770.html
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投稿者: 節税のことなら節税専門の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人