それは修繕費?資産計上?
2008年11月25日 14:40
経費が修繕費か資産計上になるかの判断は非常に難しいものです。
そこで本日は「修繕費」になるのか、「資産計上」になるのかを判断する一つの基準をご紹介します。
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朝4時起きの税理士 見田村です。
いつもありがとうございます。
さあ、今日の1分セミナーは
「その経費は修繕費か?資産計上か?」です。
A社が工場の屋根を修理しました。
かかった金額は「500万円」です。
さあ、この500万円は
○ 修繕費(経費)でしょうか?
○ 資産計上して、減価償却するのでしょうか?
これは「個人、法人を問わず」よくあるご質問です。
一般的に、金額が大きいと
「会社側も」「税理士も」保守的になりがちです。
つまり、資産計上しがちということです。
なぜならば、
○ 修繕費として処理 → その期の経費
○ 資産として処理 → 減価償却する期間の経費
となり、【経費としての総額】は変わらないからです。
また、税務調査で否認されるリスクも考えています。
だから、「最終的には変わらないから、まあいいか」となるのです。
しかし、経費にできるものは早くした方が節税になります。
冒頭に書いた500万円がどちらになるかは「内容しだい」です。
そして、その判定は「非常に複雑」なものです。
メルマガで書き切れるレベルではありません。
だから、皆さんに憶えておいて欲しいことは【1点だけ】です。
それは
「持っている固定資産が壊れた場合の【原状回復費用】は修繕費でOK」
ということです。
もちろん、実際の判定は複雑になります。
しかし、
「持っている固定資産が壊れた場合の【原状回復費用】は修繕費でOK」
という部分だけは【絶対的な考え方】になります。
金額の大小も関係ありません。
どんな会社でも修繕費は発生します。
その金額が大きいと保守的に処理しがちです。
しかし、必要以上に保守的になる必要はありません。
細かい判定は税理士に任せるとしても、
皆さんは上記の考え方だけは憶えておいて下さいね。
ちなみに、この根拠は「法人税法基本通達7−8−2」です。
これ → http://ameblo.jp/mitamura1023/entry-10169365138.html
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