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朝４時起きの税理士　見田村です。

いつもありがとうございます。

さあ、今日の１分セミナーは

「ミスしやすい消費税の処理」です。

今日は少し難しいですが、重要なポイントです。

ゆっくり考えながら、読んで下さい。

最後に【ＰＤＦの紹介】もしてあります。

皆さんの会社では、

Ｈ２０．４．１以後にリース契約をしましたか？

今日はこのリース料の消費税の取り扱いをお話しします。

このリースに関しては、

「消費税はリース資産の納品がされた日で【全額】を控除」

とされました。　

例えば、

○　リース料の総額１０５万円（税込み）　→　消費税５万円

○　６０回払い　→　月々１７，５００円×６０＝１０５万円

で考えてみましょう。

この場合、

○　リース資産の引渡しを受けた日で【５万円の全額】を控除する

○　月々のリース料１７，５００円は消費税の控除をしない

ということです。

これに関して、国税庁が質疑応答事例を発表しました。

【大まかに】説明すれば、下記となります。

○　月々のリース料の消費税の控除をしてもＯＫ

○　資産別に「全額控除」と「月々の控除」を併用してもＯＫ

○　途中で変更することはＮＯ

○　申告後にさかのぼって変更することはＮＯ

ということです。

この他にも「大きなポイント」があります。

○　起業したばかりの人

○　売上が５，０００万円前後の会社

はご注意下さい。

それは下記の２つの場合です。

ここから【ゆっくり】読んで下さい。

（１）リースした事業年度（簡易課税※）　→　次年度（通常の課税※）

（２）リースした事業年度（免税）　→　次年度（課税）

※簡易課税・・・経費の額に関係なく、概算経費で消費税を計算する制度

※通常の課税・・「売上の消費税−経費の消費税＝納める消費税」の制度

まずは、（１）を説明しましょう。

この場合、「リースした事業年度」は簡易課税です。

○　概算経費で消費税を計算する

○　月々のリース料の消費税を控除をしない

となります。

しかし、「次年度」は通常の課税です。

○　実額で消費税を計算できる

○　月々のリース料の消費税を控除してもＯＫ

となります。

次年度で消費税の控除を忘れないで下さいね。

次に（２）を説明しましょう。

「リースした事業年度（免税）　→　次年度（課税）」の場合です。

この場合、「リースした事業年度」は免税です。

そのため、消費税は関係ありません。

しかし、「次年度」は課税です。

この場合、月々のリース料の消費税の控除ができるのです。

初年度は控除していません。

しかし、次年度は控除を忘れないようにしましょう。

いかがですか？

今日は少し難しい内容ですが、重要な内容です。

もう１度ゆっくり読み返して下さいね。

また、今日の内容の【ＰＤＦのＵＲＬ】をご紹介します。

http://ameblo.jp/mitamura1023/entry-10175572402.html

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