税務調査で税務調査官に犯罪者のように扱われたら
2008年12月16日 09:37
誰でも自分の会社に税務調査が入ると緊張し、どうのように対応したらよいのか分からないものです。
ただ、税務調査の際に税務調査官の態度が極端に高圧的だった場合には、きちんとした対応をしなくてはいけません。
そこで、本日は「税務調査での税務調査官への対応方法」について考えていきます。
--------------------------------------------------------------------
<ご友人、知人にもこのメルマガをご紹介頂ければ、幸いです。>
http://www.success-idea.com/magazine/
<顧問契約、相続税のご相談、単発のご相談のお問合せは>
本社:03−3539−3047(平日9:00〜19:00)
横浜支店:045−440−6087(平日9:00〜18:00)
http://www.77setsuzei.com/form/consul/index.html (24時間受付)
--------------------------------------------------------------------
朝4時起きの税理士 見田村です。
いつもありがとうございます。
さあ、今日の1分セミナーは
「税務調査で調査官が高圧的なら」をお伝えします。
先日、税理士の仲間と忘年会をしていました。
その時、「納税者を犯罪者のように扱った調査官」の話になりました。
脱税をしている訳でもないのに、こう扱われるケースはあります。
正直、ひどい言われ方をする場合もあります・・・。
ただ、「犯罪者のように扱う行為」は「法律違反」なのです。
なぜなら、法人税法第156条に
「税務調査官が質問、検査する権利は犯罪捜査のためのものではない」
という旨が記載されているからです。
だから、私はあまりにもひどい行為、言動には
「法人税法156条には、こう書いてあります」
「改めないなら、【しかるべき措置】を取ります」
と言います。
そうすると、態度が急変することがほとんどです。
なぜ、こうなるのでしょうか。
それは、
○ 税務調査官は普段は攻めることに慣れている
→ 納税者に対して、イニシアチブを持っていることが多い
○ 攻められることには慣れていない
→ 攻める時間が多いので、攻められることには弱い
○ 人間は誰でも想定外の方向からパンチがくるとひるむ
→ 人間の特性
ということです。
私は昔、元マルサ出身の税理士事務所に勤務していました。
その時、所長がこう言っていました。
調べていた本人が言うのですから、間違いない事実ですね。
こういう【税務調査官の特性】を知ることも
税務調査では大切なことです。
例えば、ボクシングで考えてみましょう。
試合前に
○ 相手が右利きなのか、左利きなのか
○ リーチの長さはどれくらいなのか
○ どういうボクシングをするのか
を知らずにリングに上がるボクサーはいません。
しかし、税務調査だと【相手を知らないまま】
当日を迎えることもよくあるのです。
税務調査官に関しては、上記以外にも特性があります。
【1つの例】を挙げれば、
「マルサにいた経験がある調査官 = 荒っぽい傾向がある」
ということです。
ただし、その人の経歴は「一般の人でも」調べれば、分かるのです。
しかし、そういう特性を調べずに、当日を迎えます。
これが当日に緊張する原因の1つでもあります。
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
これは税務調査にも言えることです。
まずは、相手のことを知りましょう。
そして、自分を知り、対策を考えましょう。
そういう税務調査官の特性は他にもあります。
ただ、ここでは書ききれません。
これを深く知りたい方は、下記をご覧下さい。
がっちり解説しています。
http://www.success-idea.com/220170/
---------------------------------------------------
(株)日本中央会計事務所・日本中央税理士法人
代表取締役・代表社員・税理士見田村元宣
(本社)
東京都港区西新橋2丁目6−2 ザイマックス西新橋ビル3F
電話:03−3539−3047
(横浜支店)
神奈川県横浜市西区高島2−19−12横浜スカイビル20階
電話:045−440−6087
○顧問契約、単発のご相談のお問合せは
http://www.77setsuzei.com/form/consul/index.html
○節税、税務調査のノウハウ(動画あり)
http://www.success-idea.com/zeimu/
---------------------------------------------------
●ご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。
→ http://www.success-idea.com/magazine/
●恵まれない方のために
みなさんが1クリックすると
協賛企業が慈善団体に寄付してくれます(1クリック=1円)。
今、自分がここにいられることに感謝し、1日1回クリックしませんか。
私も毎日、ワンクリックしています。 http://www.dff.jp/
●本メールマガジンは専門的な内容を分かりやすくするため、
敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。
お伝えした方法を実行する際は当社までご相談ください。
また、この内容は掲載日現在の法令や通達などに基づいておりますので、
ご注意ください。
投稿者: 節税のことなら節税専門の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人