生命保険を使った節税対策の裏技
2009年03月10日 15:02
生命保険を使った裏技には色々とありますが、今回はお金が無くても生命保険に加入し、節税する方法を解説します。
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朝4時起きの税理士見田村です。
いつもありがとうございます。
さあ、今日の1分セミナーにいきましょう。
今回は「緊急避難的な節税対策」です。
正直、赤字の会社が多い状況です。
ただし、「赤字=税金0」です。
だから、事業の資金繰りだけを考えれば済むのです。
もちろん、これだけで大変な会社も多いのですが・・・。
しかし、もっと大変なのは「黒字なのに、お金が無い会社」です。
こういう会社は「納税の資金繰りまでも」考えなければなりません。
こうなった原因は会社によって様々です。
しかし、それを今さら言っても仕方がありません。
特に、3月決算で期末を前に焦っている会社もあるでしょう。
そこで、そんな会社のために、「緊急避難的な節税」をお伝えします。
具体的には生命保険を使います。
(1)保険料相当額を借金し、生命保険に加入する
→平成21年3月に年払い
→加入する生命保険は会社の状況に合わせる
(2)平成21年4月から12回払いで借入金を返済
(3)平成22年3月も保険料を支払う
→自己資金、または、前期同様、借入金で保険料を支払う
→保険は一定期間継続しないと、マイナスになるため
→平成22年3月に支払った保険料も借金なら、また12ヶ月で返済
というものです。
当然、「節税効果も含めた保険利回り>借入金の支払利息の利回り」になるプランを立てます。
なお、これを使う場合、生命保険会社がアレンジしてくれます。
黒字だが、税金を支払うお金がない会社なら有効な方法です。
もちろん、翌期以降のキャッシュフロー(返済)の見込みがあることが前提です。
とりあえず保険料を払って税金を回避し、翌期に返済できればOKです。
あくまでも緊急避難的な節税ですが、ご存じでない方も多いのでご紹介しました。
生命保険の加入には審査もあり、時間がかかることもあります。
もし、あなたの会社が採用するなら、早めにご決断下さいね。
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投稿者: 節税のことなら東京都港区の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人