流動比率とは?当座比率とは?(計算式、安全性)
2009年10月11日 06:25
節税と経営のバランスを考えた場合、節税よりも経営の方が当然、大切です。
今日はこの経営のための流動比率、当座比率を解説します。
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経営分析を考える場合、経営の安全性を考える基準として、「流動比率」、「当座比率」が挙げられます。
ちなみに、流動比率、当座比率は次のような計算式で計算されます。
流動比率(%)=(流動資産÷流動負債)×100
当座比率(%)=(当座資産※÷流動負債)×100
※当座資産とは、現金、預貯金、受取手形、売掛金、有価証券などで、流動資産からすぐに現金化しにくい棚卸資産を除いたものを指します。
そして、よく「当座比率100%以上を目指しましょう」と言われますが、一概にはそうは言えません。
というのは、「得意先からの売掛金、受取手形の回収サイト > 仕入先への買掛金、支払手形の支払いサイト」となってしまっている会社もあるためです。
この場合、当座比率が100%を超えていても、資金繰りが苦しい可能性があります。
また、売上が伸びれば伸びるほど、仕入、外注費が多くなり、運転資金がより足りなくなる可能性もあります。
さらに、売掛金、受取手形は回収不動になる可能性もあり、有価証券は換金価値が無くなる可能性もあります。
そういう意味では当座比率100%以上は表面上の安全性を示す数値であり、真の経営安全性を示す数値ではないのです。
経営者は決算書などから、流動比率、当座比率などを計算し、「○%以上だから大丈夫」と思うことがありますが、本当の経営分析を考えるならば、ここまで考えなければならないのです。
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投稿者: 節税のことなら東京都港区の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人