融資の審査のポイントとは?
2009年11月30日 14:11
融資の審査のポイントを考える場合、最も大切なことは何でしょうか???
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融資の審査を受ける際に気をつけるべきポイントはいくつもありますが、最も大切なことは何でしょうか?
それは「懇願しない」ということです。
銀行員の方とお話しをしていると、融資の審査を受ける場合、社長が懇願するケースは非常に多いそうです。
しかし、これは融資の審査を考えた場合、大きなデメリットとなります。
当然ですよね・・・。
会社の状況がどうであれ、融資の審査を受ける際に、絶対に懇願してはいけないのです。
逆にあなたが銀行員の立場なら、どう考えますか?
例えば、目の前に会社の状況が同じ2人の社長がいたとします。
1人は目を真っ赤にした社長が「なんとか融資して下さい」と必死に懇願していて、金策に回っていることが明らかに分かる状態です。
もう1人は内心は必死でも、涼しい顔をして、融資の審査の交渉を余裕を持った態度でしています。
さあ、あなたが銀行員で融資の審査をしていて、どちらかに貸さなければならないとしたら、どちらの会社に貸しますか?
つまり、そういうことです。
しかし、世の中の会社の多くは融資の審査を受ける際に懇願し、敢えて印象を悪くしているのです。
いかがですか?
銀行はあなたの会社に雨が降ったら傘を貸してくれないのです。
だから、どんなに暴風雨でも晴れのような態度で臨むことがまずは第1歩なのです。
融資の審査につき、懇願しようが、涼しい顔で交渉しようが、会社の売上が上がるわけではありません。
しかし、この審査における銀行員の印象が違うことは間違いありません。
私も色々な社長を見てきましたが、「この会社はよく資金繰りが持ちこたえるなあ」と思う会社の社長はいざとなった時の弁が立つことが多かった印象です。
不景気の出口が見えず、政府も保証枠などで対応してくれていますが、あなたの会社も自分自身の責任としてやるべきことはやらなければなりません。
融資の審査に関して言えば、「懇願しない」ということが当たり前ですが、最も大切なことなのです。
決算書の作り方などは二の次です。
しかし、多くの経営者が懇願してしまっていることも現実なのです。
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投稿者: 節税のことなら東京都港区の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人