これが今まさに現実に起きている税務調査の実態です
2011年05月24日 10:13
今日のメルマガでは、まさに今、見田村が立ち会っている税務調査の実態を皆さんにお伝えします。
この税務調査の流れと見田村の対応を参考にして頂き、皆さんの税務調査時に少しでも参考になればと思います。
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朝4時起きの税理士 見田村です。
いつもありがとうございます。
昨日から税務調査の立会いのため、ある地方まで来ています。
そこで、今日の1分セミナーは
「今回の税務調査の流れ」を解説したいと思います。
※ 守秘義務に抵触する部分は割愛します。
○ 5/12(木) 税務署から税務調査をしたい旨の連絡あり
→ 5/23(月)〜5/27(金)の5日間で税務調査をしたい
→ 通常の税務調査(1〜2日)に比べて長いので、重要な税務調査と判断
○ 5/13(金) 弊社担当者と私で打ち合わせ
→ お客様の希望によりその週で行なうことに決定
→ 5/27(金)の私の予定はずらせないので、4日間に日程変更
→ 税務調査【全て】において交渉することは非常に重要
○ 5/16(月) 税務調査に「誰が調査に来るか」を税務署に確認
→ この作業を行なわない税理士もいるが、ここは【非常に】重要
→ 税務調査の深度、当日の状況が推察できる
→ 今回は統括官、上席、調査官が来社(この中では統括官が最も偉い)
→ 統括官がいちいち来社することは無いので、重要な税務調査と判断
→ 税務調査官の過去の職歴(10年間)をチェック
→ 職歴から税務調査官のタイプを推測(重要)
例:国税局の調査部にいた経験がある人
大企業などを調査し、論理の積み上げを経験しているため、
悪く言えば、理屈っぽい可能性あり
○ 5/16(月)〜5/20(金) 弊社にて過去の帳簿などの見直しなど
→ 税務調査の対象期は3期
→ 最初の2期分は別の税理士が申告、直近1期分は当社にて申告
→ 事前に問題点があるかどうかを洗い出しておくことは重要
→ この作業を行なわない税理士もいるが、それは【絶対に】駄目
○ 5/20(金) お客様が税務調査の資料を会議室へ移動
→ 税務調査の可能性があったため、資料全体は4月に私が確認済み
→ 資料が整理されているお客様なので、どんな資料もすぐ出せる状態
※ 資料の整理が悪い会社ならば、事前に整理しておくことが重要
※ 日頃からの資料の整理が悪い会社は経理のミスも起こりやすい
○ 5/23(月) 税務調査初日
→ 午前9時 社長に税務調査の注意点、答え方をお伝えした(重要)
→ 多くの社長は「聞かれたことだけに答える」ことが【本当に】できない
→ 聞かれてもないことをドンドン話していることが【本当に】よくある
→ 多くの社長はドンドン話していることを【全く】認識していない
→ 午前10時 税務調査官が来社
→ 5日間を4日間に変更したこともあり、
いきなり「調べきれない場合、資料を持ち帰ってもOKか?」と
統括官から依頼
→ 私は断り、【即】先方も了承(重要)
→ 資料の持ち帰りは断ることが可能なので、【絶対に】断るべき
→ 持ち帰らせた場合、細かく調べられるリスク、紛失のリスクあり
→ 税務調査官はコピー機を持参
→ コピーした資料には付箋を貼ってもらい、弊社とお客様にも保存
→ 税務調査でのメモ、資料のコピーなどは会社でも保存しておくべき
→ 会社に保存がないと、次回の税務調査があった場合に困る(重要)
→ 次回の税務調査時に経理担当者、税理士が同じとは限らない
以上、昨日までの流れの中で重要なことをピックアップしてみました。
ポイントは
○ 事前にチェックすべきことはしておく
○ 交渉すべきことは【何でも】交渉する
○ 断ることが可能なことは断る
ということです。
もしかして、皆さんは今日のメルマガをさらっと読まれたかもしれません。
しかし、今日の内容は非常に重要な内容です。
細かくは書けませんが、
今日の内容は「前の税理士とは対応が全然違いますね」
とお客様からもご評価を頂いたものです。
今後も税務調査の連絡があったら、このメルマガを読み返して下さいね。
また、今日以降の状況の中でお知らせした方がいい内容があれば、
来週以降のメルマガに書きますね。
では、今日の税務調査も頑張ってきます!!!
税務調査は税理士の真価が最も問われるシーンですから。
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