団体信用生命保険制度とは?
2012年03月19日 08:54
「団体信用生命保険制度」というと、一般的には個人の住宅ローンの団体信用生命保険をイメージされる方が多いでしょうが、企業版の「団体信用生命保険制度」もあるので、解説します。
この「団体信用生命保険制度」という制度は社長の死亡に伴う借入金の返済リスクを回避するためのものですが、1つだけ注意点があります。
それは借入金の返済義務が無くなる代わりに債務免除益という収益が計上されるという点です。
収益が計上されるということは納税という問題に発展することもあります。
借入金の返済義務が無くなっただけでお金が入金された訳ではないのですが、納税の問題が発生することがある、という点にご注意ください。
こういう場合は節税をどう考えるか、という大きな問題が発生します。
債務免除益の額は多額になることも多いでしょうから、節税も様々な角度からのアプローチが必要になります。
一般的には、生命保険で借入金の返済リスクを保全していることが多いと思いますが、この信用保証協会の「団体信用生命保険制度」も覚えておきましょう。
選択肢は多ければ多いほど、いいのです。
投稿者: 節税のことなら東京都港区の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人