法人税の節税対策として重要なこと
2012年04月29日 05:39
法人税の節税対策には様々なものがありますが、そもそも論として知っておくべき考え方があります。
それは、節税対策の方法には下記の4つがあるということです。
1、お金を出さずに、法人税を減額する方法
例:設備投資に伴う特別控除(税額控除)を選択する
2、お金を出さずに、法人税を繰り延べる方法
例:特別償却(通常の減価償却にプラスしてできる減価償却)をする
3、お金を出して、法人税を減額する方法
例:決算賞与を支払う、掛け捨ての定期保険などの生命保険に加入する
4、お金を出して、法人税を繰り延べる方法
例:逓増定期㏋権、長期平準定期保険などの解約返戻金のある生命保険に加入する
この4種類がありますので、当然、1または2の節税対策から検討すべきです。
そして、その次に3または4の節税対策を検討します。
しかし、一般的には1、2の節税対策を検討しないまま、3、4の節税対策を考えていることもよくあります。
しかし、これでは節税対策を検討すべき本来の順番からずれています。
覚えておいてくださいね。
投稿者: 節税のことなら東京都港区の税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人