節税が得意な税理士、(株)日本中央会計事務所、日本中央税理士法人

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朝４時起きの税理士　見田村です。

いつもありがとうございます。

今、名古屋に出張で来ており、ホテルでこのメルマガを書いています。

火曜日はＡ社（愛知県）、Ｂ社（岐阜県）、

水曜日はＣ社（岐阜県）、

木曜日はＤ社（京都府）、

金曜日はＥ社（京都府）、Ｆ社（大阪府）、

というハードスケジュールですが、頑張ります。

ただ、めったに体調を崩さない私ですが、数年ぶりに熱を出し、

体調が悪いのですが・・・（汗;;;。

季節の変わり目で風邪をひきやすい時期なので、

皆さんもお気を付けくださいね。

では、１分セミナーにいきましょう。

今回は「消費税の計算に関する注意点」をお伝えします。

早速ですが、皆さんは平成２４年４月１日から

消費税の取り扱いが変わったことをご存知ですか？

この内容は

１、平成２４年４月１日以降に開始する期から適用

２ 【当期の】消費税がかかる売上※が５億円超の場合に適用

というものです。

※　課税売上といいます。

※　逆に、社宅家賃などの消費税がかからない売上を非課税売上といいます。

皆さんの会社が上記の１、２の条件に該当するならば、

消費税の計算に関して注意しなければなりません。

なぜならば、これに該当する場合は

仕入や経費に関する消費税を３種類に分けた方がいいからです。

その３種類とは

○　商品の仕入れなど、課税売上に関して支払ったもの

○　本社の家賃など、会社全体にかかるもの

○　社宅の支払家賃など、非課税売上に関して支払ったもの　

です。

具体的には、経理ソフトに入力する段階で、この３種類を分けます。

そして、仕入や経費に関する消費税について、

２種類の計算方法を比較した上で申告書を提出すべきなのです。

その２種類とは個別対応方式、一括比例配分方式といいますが、

ここでは具体的には触れないので、Ａ方式、Ｂ方式としましょう。

このＡ方式、Ｂ方式のいずれを採用するかにより、

消費税の納税額が変わってくるのです。

しかし、上記３種類の区分をしていないままに入力した場合、

Ｂ方式しか採用することができません。

Ａ方式、Ｂ方式の比較計算をした上で、どちらが有利かを判定するためには、

月次の入力の段階で３種類に分けておかなければならないのです。

さらに、Ｂ方式は一旦選択したら、２年間は継続しなければなりません。

だから、Ａ方式の方が有利だったとしても、

損と分かっていながらＢ方式で申告せざるを得ない場合もあるのです。

こうならないためには、今からＡ方式にも対応できるように、

上記３種類の区分をしておくことが必要です。

しかし、この区分をしないままに経理をスタートさせている会社は　　

間違いなく存在するでしょう。

そして、

○　決算の段階でＢ方式しか採用できない

○　今から分けようと思っても作業量が膨大

となってしまうのです。

こうならないためにも、３種類に区分しておくことは本当に重要なのです。

しかし、これを忘れて期末近くまで来てしまった場合もありますが、

どうしたらいいのでしょうか？

これを使える会社は限定的ですが、当期の売上を調整するのです。

具体的には、期末に納品したら、当期の課税売上高が５億円を超える場合、

その納品を翌期に回し、５億円以下にするのです。

そうすれば、当期は３種類に分ける計算方法を採用しなくてもＯＫなのです。

もちろん、銀行対策などのため、売上をなるべく上げたい場合もあるので、

この場合には使えない方法となります。

また、結果として、Ａ方式、Ｂ方式のいずれでも納税額に大差はない

ということもあります。

しかし、Ａ方式、Ｂ方式の比較計算ができる状況にだけは

しておく必要があるのです。　　

皆さんの会社はいかがでしょうか？

既に新税制は始まっていますが、その体制は整っていますか？

繰り返しになりますが、

これを忘れたままで進み、決算を迎える会社は間違いなく存在します。

皆さんの会社はそうならないように注意しましょう。

ちなみに、上記の「納品を翌期に回し、課税売上高を調整する方法」は

改訂版の「絶対節税の裏技７７」に記載した方法です。

この冊子では、こういう知識を知恵に転換する方法を解説しています。

どうぞ、ご覧くださいね。

＜お客様の声＞　

●　広島県安芸郡　株式会社安芸葬祭　河内光浩　様

今回の節税裏技も毎回気になっていましたが、本当に必要となり重い腰を上げ、

まずは必要となる所から読んではメモに収めていきました。

確かに市販されている物とは奥深さが違い、

知らなかったコトもスイスイと受入れることが出来、

私の商売もこの様にマニュアル化してみたら面白いと

節税と同じく事業のヒントにもなりました。

●　福岡県福岡市　合同会社小林事務所　小林郁雄　様

当社は設立したばかりですが、設立した当初にこの内容を知ることができて、

本当に良かったと思います。

非常に参考になる内容ばかりであり、

節税だけでなく当社の業務にも非常に役立つ内容です。

●「絶対節税の裏技７７」はこちら

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代表取締役・代表社員・税理士見田村元宣

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また、この内容は掲載日現在の法令や通達などに基づいておりますので、

ご注意ください。

■編集後記

さあ、メルマガを書き上げたので、シャワーを浴び、出発です。

今日も１日、頑張るぞ〜！！！

それから、多くの方からフェイスブックでの友達リクエストを頂き、

ありがとうございます。

直接の面識がなくてもＯＫですので、どうぞ、リクエストしてくださいね。

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